「ラーメンを斬る」第12弾。今回は「博多龍龍軒 本店」にお邪魔した。
「りゅーりゅーりゅーりゅーりゅうりゅうけん!」というコマーシャルでお馴染みの龍龍軒。
「一日限定400杯」という触れ込みのため、売り切れを心配する方がいるようだが、いまだかつて売り切れていたという話は聞いたことがない。
博多駅のそばという絶好の立地条件にも関わらず、売り切れの噂を聞かないのは、きっと限定などしてないからであろう。
限定しているなら、営業時間(AM11:00からAM3:00:年中無休)など決まるはずがないのだから・・・。
筆者がお邪魔したのは日曜の夜だったが、30席ほどの店内にお客さんはまばら。
入口の食券販売機でラーメン券(420円)を買い、筆者がまず行ったのは、CMに出演しているあのヒゲオヤジの捜索だ。
本店にならいるはずと期待していたのだが、どこを探してもそれらしき人はいない。
彼は店長ではないのか?
店内に飾ってある写真を見ると、「せがた三四郎」で一世を風靡した藤岡弘と、それに勝るとも劣らない風貌のあのオヤジが肩を組んでいるではないか!
どういうことだろう?
そうこうしているうちに、ラーメンがやってきた。といつもならなるところだが、なかなかラーメンは来ない。
注文して10分以上も経った頃、ようやくラーメン到着。
「これだけ待たせたんだから、さぞうまいラーメン食わせてくれるんだろうなぁ。」という心の叫びを胸に秘め、まず臭いをかぐ。
何だか甘い香りがする。
そして、いつものようにスープを一口食してみる。
が、なぜか舌に感覚がない。もう一口。
どうも味がしない。
いくら食べても味がしない。
そして麺に移る。
とりあえず注文通り堅麺にしてくれているみたいだが・・・。
まあ太さは久留米レベルだな。
堅からず、太からず、うまからずと言った感じか。
そして具だが、麺の上に盛られているもやしが絶妙なアンバランス。
なかなかこうはできない。
テーブルの上に置かれた当店自慢の「赤ごしょう」なるものに救いを求めたが、ゆずごしょうが赤くなっただけの代物で、味に拍車をかけるだけ。
チャーシューだけが妙に甘みたっぷりでこれまた味を助長。
この薄くてコクがないスープ、もとい、あっさりして後味がさっぱりしたこのラーメンは一度味わえば忘れない味だろう。
何もかも際立つ味。このコーナー初のマイナスポイントが出てしまった。(この話はノンフィクションです。)