「ラーメンを斬る」第8弾。今回は「みやちゃん」にお邪魔した。
またまた行われたラーメン討ち入りツアー。
当日急遽決定したにも関わらず、約束の七の刻には四人のラーメン侍が集まった。
飢えた肉食獣のごとく、一斉に群がってきた猛者どもは迫力満点。
百戦錬磨の強者達だけに、今回も辛口トークが展開されること請け合いだ。
斬って斬られて、斬られて斬っての果たし合いの前に、まずは「みやちゃん」について説明しておこう。
「みやちゃん」と聞いて、ぴんと来る方はかなりのラーメン通。
それもそのはず、この店は「十六茶」のCMの福岡バージョンが撮影された由緒正しきラーメン屋なのだ。
「福岡、博多ラーメン、十六茶!」と心の中で唱えながら、いざ「みやちゃん」へ。
場所は福岡市東区筥松。
筥松小学校の前の道を、新幹線の高架の方へ進むと右手に「みやちゃん」が見えてくる。
カウンター席と座敷が広がる店内には、もちろんCM撮影時の写真が飾ってあり、小林聡美もにっこり。そして、セルフサービスの給水機からは十六茶が・・・出るわけないか。
しかし、ここで大問題大発生。
「ラーメンツアー」と題しているにも関わらず、分からず屋の隊員UとMは空腹に耐えきれず、唐揚げ定食(650円)などを注文してしまう。
が、筆者は断固、ラーメン(450円)を、隊員Y1はシナチクラーメン1)(550円)を注文し、使命を全う。
そして、とうとうモノが到着したのだが・・・。
まず、ラーメンに一瞥。
「なんか透き通ってるなあ?おい!」
そして、スープを一口。
「これがトンコツか!?」
色といい、味といい、「しょうゆラーメンじゃねえか!」
(空腹による暴言をお許しください)
それほど、味が薄く感じた。
以前食べたときに感じなかったスープの力のなさをここで実感。
どうも、最近のラーメン巡りのせいで舌が肥えてしまったようだ。
思わず、のれんに書いてあった「長浜ラーメン」という文字を消してしまいたくなるほどの衝撃を受けた。
しかし、それは筆者だけではなかったようだ。
隊員Yからも「うすーっ!」という声が飛び、二人してテーブルに置いてあった替え玉(100円)用のスープを継ぎ足す。
しかし、これが大誤算。確かに味は濃くなったのだが、辛い! まさに醤油を飲んでいるような感覚。
空腹を満たすため、スープを半分以上飲み干さねばならぬつらさを、一体どれだけの人が理解してくれるであろうか。
救うべきは、麺の細さとおばちゃんの人の良さ。しかし、スープの衝撃はいかんともしがたいものであった。
どうも、「みやちゃん」は十六茶の上にあぐらをかき、味の探求心を忘れてしまったようである。古豪復活を密かに祈る、筆者であった。
店を後にした我々を待っていたのは、なんと次節に続くダブルヘッダー。
我々の舌を満足させるラーメンを求め、ラーメンツアーは続くのであった。(詳細は次回報告)
1) 麺ばかり食べていると、シナチクだけになる。ペース配分に注意。