「ラーメンを斬る」第7弾。今回は「丸星ラーメン(マルボシラーメン)」にお邪魔した。
第6弾の「一心ラーメン」に引き続き、ダブルヘッダーで望んだこの日。2軒目は「丸星ラーメン」である。
先日の台風でトタン屋根が吹っ飛んでないか心配だったが、番犬シェパードの孤軍奮闘の活躍により、災難は免れたようだ。
一心と同じく、丸星もラーメン350円。
なんと2軒はしごで700円という格安価格を実現した。
いざ戦場へ。
地震が来れば開かなくなること請け合いの入り口を入ると、左手に学食の使い回しと見られる食券販売機を3台発見。
すぐさまラーメン券を購入。
一心ラーメンが満腹中枢を刺激する前に勝負を終わらせたい一行は、足早にテーブルに向かった。
しかし、敵もさるもの、一行が持ち場に着くやいなや、食券をすぐさま回収し、戦いの火蓋は切られた。
辺りを見回すと、まず気付くのは店の古さ。
「これは古い、恐れいった!」
一体いつ建て替えるつもりなのだろうか?
更に深刻なのは、高齢化現象。
いつ何があってもおかしくないおばちゃん達がせわしなく働いている姿には、感動すら覚えた。
たわいのない考えに想いを抱いているうちに、ラーメンが到着。戦いが始まった。
まず、チェックしたのは、丸星秘伝と言われる伝説の「指ダシ」。
指ダシとはおばちゃんの指からとったダシのこと。
ラーメンを持ってくるときに、スープの中にまで、おばちゃんの指が入っていることから命名されたものらしい。
しかし、時代の変遷のためか、図らずもラーメンはお盆に乗ってやってきた。もちろん、指が入ることもなく、伝説は次回へと持ち越しとなる。
そして、指ダシの入っていないスープをまず一口。
「濃いー!」
これは、灰色のスープと「カッピー」で一世を風靡した悪名高い「久留米ラーメン」1)を思い出すようだ。
指ダシ抜きでこれか、と思うとぞっとしつつも、もう一口飲んでみる。
「ん、コクがある」
久留米ラーメンから表面の脂をとったような感じだ。序盤戦は及第点をやれる。
次は麺。
久留米のラーメンだけあって、やはり太麺。ややがっくり。
が、ゆで具合がいいのか、「一心」の後だからか、麺にはコシがあるような気がした。これまた及第点をやれる。
しかし、迎えた中盤戦。
やはり、満腹中枢がやられ始めた。スープのコクがあだとなり、体にこたえる味となりはじめる。
そして、終盤戦。
スープが体をむしばみ、満身創痍。やっとの事で、麺だけは完食するものの、スープは半分以上残し、終戦を迎えたのであった・・・。
ダブルヘッダー第2戦目だけに、味を楽しむことは出来なかったが、フィジコン(フィジカル・コンディション)万全の状態ならば、満足のいく味となったかも知れない。
腹が一杯だったからと言う理由で、評価を落とすのは申し訳ないので、今回は少し甘めに採点した。 願わくば次回以降に正確な評価を査定したい。
1) 久留米ラーメンとは、国道3号線を福岡から久留米方面に向かい、筑後川を越えてすぐの交差点を左に曲がったところにあるラーメン店。
最近、金龍が隣にできて、客を取られているらしい。マスコットのカッピーはあまりにも有名。
苦い思い出があるため低評価であることを勘弁、友人の中には高評価のやからもいることも記しておく。通称「ルメラー」